「星に願いを」染名古屋帯
カテゴリー:京ブログ
2020.12.08
本日ご紹介致します商品は、染めの名古屋帯「星に願いを」でございます。
上質な五泉の塩瀬地を白茶色に染め、星座をモチーフにした図案を表した染の名古屋帯です。
「星に願いを」と題したこの太鼓部分は、17世紀の占星術の資料を参考に図案を製作しておりまして
公道十二星座や月、太陽、地球を表しているのが良くわかりますね。
腹の部分には、蠍座・乙女座・白鳥座・双子座・獅子座・こぐま座を手描きと銀箔で表しております。
九寸の名古屋帯ですので両端が約5分ずつ縫い代に入りますので、水瓶座の部分が少し縫い代に入り全体の円が少し欠ける事になります。
これも計算で、あまり大きな円が太鼓部分にドンとくるより端に寄せて少し円を欠けさせた方がバランス的に絶対良いと思いあえてそうしております。
工芸キモノ野口ならではのセンスと技術で素敵な名古屋帯に仕上がっております。
小紋や紬のお着物に合す洒落帯としておすすめでございます。
お好みに合われましたら、是非お問合せお待ちしております。