美しいキモノ2024冬号掲載「唐松ちらし付下げ」
本日は美しいキモノ冬号に松島花さんの着こなしで掲載しております「唐松ちらし付下げ」の現品をご紹介いたします。
「伊と幸」の駒雲井の白生地を灰桜色に染め、手描きと箔、刺繍で表した唐松ちらしを配した付下げでございます。
今人気のあっさりとしたシンプルな付下げ
意匠化された唐松文様を金箔、そして手描きで表現しております。
金箔と胡粉の白上げでスッキリと表現した唐松ちらしの中心部分は、ポイント的に金駒刺繍を施しております。
その金駒刺繍の中で、上前のメイン部分だけは金駒刺繡の留め糸を赤にして、こっそり華やかさを取り入れております。
淡く落ち着いた灰桜地に上品な金箔の輝きが美しく、古典柄なのですが洗練された都会的な逸品でございます。
(最後から2枚目の画像は裏から撮影しております。箔の部分も実は下は手描きで色を入れておりまして、見る角度によって金箔の色が少し違って見えるような工夫がされております)
【※お着物の地色について】
本誌では撮影の加減で現品より白っぽく映っております(P132の方)
そして画像の方も撮影の加減やお使いのお使いのモニターによって色の違いがどうしても出てしまいますのでご理解くださいませ。
現品は素敵な淡い灰桜色でございます。
こちらの商品は「お手元確認」のシステムが可能ですので、もし宜しければご利用くださいませ。
格調高い袋帯を合わせていただくと気の張るフォーマルシーンでお召いただけますし、
綺麗目な名古屋帯をあわせていただけば観劇やお食事などのカジュアルシーンでもお召いただけます。
美しいキモノでも濃地の染帯を合わせて綺麗目なカジュアルな装いと薄色の袋帯でのワントーンコーデを掲載しております。
どちらのシーンでもお使いいただける、工芸キモノ野口ならではセンス満載の美しい付下げですね。
今回撮影に使いました現品はちょっとお得なお値段20%offでご提供させていただきますので、是非お申し付け下さいませ。
※価格は弊社ホームページのオンラインストアに記載しておりますのでご覧ください。
そして良くお問合せいただく事なのですが、こちらの商品は未仕立てでございます。簡単な仮仕立てで撮影をした後に、直ぐ解き湯のし・筋や汚れの地直しをして反物状態に戻しております。現在は販売し易いように仮絵羽にしております。