越後小千谷辻が花付下げ - 京呉服塚本
京ブログ

越後小千谷辻が花付下げ

カテゴリー:京ブログ
2022.10.19

本日ご紹介致します商品は、越後小千谷辻が花付下げでございます。

 

越後小千谷の真綿紬に辻が花絞りを短冊取りに配したお洒落用の付下げです。

工芸キモノ野口ではお馴染みの辻が花作家・森健持氏の作品。

地色は「白茶地」、落ち着いた生成・ベージュと申し上げたら宜しいでしょうか、どなたにでも顔映りが良く合う安心のお色ですね。

短冊取りに絞られた中に墨書き(カチン)で丁寧に描かれた素晴らしい逸品。

いつも素晴らしい技術とセンスに感動しております。

 

室町時代から江戸初期にかけて流行した辻が花染め。

絞り染めと墨描き(カチン)によって文様を表すのが一般的でした。

発展にともない縫い締めや刺繡・金箔を施した小袖なども数多く作られましたが、友禅染めの発明によりその技法は急速に廃れていき姿を消します。

のちに名の由来が定説を持たないことから「幻の染物」「幻の辻が花」と呼ばれるのです。

最近はプリント染のなんちゃって辻が花が多いですが、こちらは本物でございます。

お好みに合われましたら是非お申し付けくださいませ

 

※価格は弊社ホームページのオンラインストアに記載しておりますのでご覧ください。

トップへ戻る
トップへ戻る