美しいキモノ2024春号掲載「手もみ小千谷紬小紋(雲龍文)」 - 京呉服塚本
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美しいキモノ2024春号掲載「手もみ小千谷紬小紋(雲龍文)」

カテゴリー:京ブログ
2024.02.22

本日は美しいキモノ春号にモデルの竹厚綾さんの着こなしで掲載しております手もみ小千谷紬小紋「雲龍文」の現品をご紹介致します。

 

当店ではお馴染みの辻が花作家・森健持氏の作品です。

こちらは従来の小千谷紬と違い、「手もみ」の小千谷紬の白生地を使用しております。

「手もみ」とは読んで字のごとく紬地を手で揉んでシワの様な加工を加えております。

簡単に例えて申しますと、麻織物で有名な「小千谷ちぢみ」と似た手法です。

こちらは紬糸の絹の織物で、細かで繊細なひと手間加えたシワ加工、そのひと手間でボリュームと温かみが出て高級感を醸し出しております。

 

地色は「水色」、落ち着いたブルーグレーと申し上げたら宜しいでしょうか、美しいキモノ本誌でも辛口の装いのイメージでご紹介いただいてます様に、クールな着こなしにぴったりの素敵なお色です。

柄はもちろん森健持氏ですから辻が花と同じ絞りの中に墨書き(カチン)で雲龍文を描いた素晴らしい作品。

雲龍文とは水を司る聖獣「龍」と雨を表す「雲」を合わせた万能力を示す吉祥文様。

今年の干支が辰なので今年限定のタイムリーな柄に思えますが、今年に限らず毎年お召いただける吉祥文様ですのでご安心ください。

 

【※お着物の地色について】

本誌では撮影の加減で現品より水色が薄く映っております。

現品は画像の様にもう少し濃いブルーグレーなのですが、お使いのモニターによっても違いがどうしても出てしまいますのでご注意くださいませ。

こちらの商品は「お手元確認」のシステムが可能ですので、もし宜しければご利用くださいませ。

 

袷のお着物はもちろん、単衣のお着物に仕立てても素敵な工芸キモノ野口の逸品でございます。

撮影に使いました現品はちょっとお得なお値段20%offでご提供させていただきますので、是非お申し付け下さいませ。

※価格は弊社ホームページのオンラインストアに記載しておりますのでご覧ください。

 

そしてよくお問合せいただく事なのですが、こちらの商品は未仕立てでございます。簡単な仮仕立てで撮影をした後に、直ぐ解き湯のし・筋や汚れの地直しをして反物状態に戻しております。現在は販売し易いように仮絵羽にしております。

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