美しいキモノ2024秋号掲載「牡丹唐草付下げ」
本日は美しいキモノ秋号に細谷理沙さんの着こなしで掲載しております「牡丹唐草付下げ」の現品をご紹介いたします。
「伊と幸」の松岡姫で作られた紋御戸代の入子菱模様の白生地を薄鳩羽色に染め、手描きと箔、刺繍で表した牡丹唐草文様を配した付下げでございます。
緑を差し色に利かせ、手描きと手刺繍、凝った金彩で牡丹唐草文様を表現した優雅な付下げ。
格調高い袋帯を合わせていただくと気の張るフォーマルシーンでお召いただけますし、
綺麗目な名古屋帯をあわせていただけば観劇やお食事などのカジュアルシーンでもお召いただけます。
工芸キモノ野口ならではセンス満載の美しい付下げですね。
実はこちらを制作していただいておりました職人さんが年齢を理由に引退されましたので、追加注文が不可能になり今ある現品のみの販売になってしまいます。
野口さんの手描きの商品の中では、かなり価格を抑えて下さっていた方なので本当に残念です。
図案は野口さんがお持ちなので、違う職人さんで再制作を考えておられますが当然価格もあがりますし、今のところは未定との事です。
腕の良い職人さんも年々減っていき益々この業界も厳しい時代になっております。
元々価格を抑えた良質で素敵な付下げですが、今回撮影に使いました現品は更にお得なお値段20%offでご提供させていただきますので、是非お申し付け下さいませ。
※価格は弊社ホームページのオンラインストアに記載しておりますのでご覧ください。
【※お着物の地色について】
本誌では地色をペールピンクとご紹介いただいておりますが、現品は画像の様に薄い鳩羽色(薄紫色)でございます。
そして撮影の加減やお使いのお使いのモニターによって色の違いがどうしても出てしまいますのでご注意ください。
こちらの商品は「お手元確認」のシステムが可能ですので、もし宜しかったらご利用くださいませ。
そして良くお問合せいただく事なのですが、こちらの商品は未仕立てでございます。簡単な仮仕立てで撮影をした後に、直ぐ解き湯のし・筋や汚れの地直しをして反物状態に戻しております。現在は販売し易いように仮絵羽にしております。