牡丹唐草付下げ
本日ご紹介致します商品は、「牡丹唐草付下げ」でございます。
美しいキモノ秋号に細谷理沙さんの着こなしで掲載しております、薄鳩羽色の配色違いです。
「伊と幸」の松岡姫で作られた紋御戸代の入子菱模様の白生地を薄空色鼠に染め、手描きと箔、刺繍で表した牡丹唐草文様を配した付下げでございます。
鮮やかな青を差し色に利かせ、手描きと手刺繍、凝った金彩で牡丹唐草文様を表現した優雅な付下げ。
格調高い袋帯を合わせていただくと気の張るフォーマルシーンでお召いただけますし、
綺麗目な名古屋帯をあわせていただけば観劇やお食事などのカジュアルシーンでもお召いただけます。
工芸キモノ野口ならではセンス満載の美しい付下げですね。
実は、夏前の新作受注展で美しいキモノ秋号に掲載中の薄鳩羽色の方のみ(既にsoldoutしております)を仕入れておりましたが、しかし10月の創業290年記念展の時に再び拝見しまして、これは弊社とご縁があるのだと思い仕入れさせていただきました。
先の薄鳩羽色の時にも申し上げていましたが、こちらを制作していただいておりました職人さんがお歳を理由に引退されましたので、追加注文が不可能になり今ある現品のみの販売になってしまいます。
野口さんの手描きの商品の中では、かなり価格を抑えて下さっていた方なので本当に残念です。
図案は野口さんがお持ちなので、違う職人さんで再制作を考えておられますが当然価格もあがりますし、今のところは未定との事です。
腕の良い職人さんも年々減っていき益々この業界も厳しい時代になっております。
価格を抑えた良質で素敵な付下げでございます。
お好みに合われましたら、是非お申し付けくださいませ。
※価格は弊社ホームページのオンラインストアに記載しておりますのでご覧ください。
【※お着物の地色について】
撮影の加減やお使いのお使いのモニターによって色の違いがどうしても出てしまいます。
特に接写と引きの画像は地色の薄空色鼠の濃度が光の加減で違って映っております。
(現品は程よい濃さの素敵なブルーグレーですのでご安心ください)
こちらの商品は「お手元確認」のシステムが可能ですので、もし宜しかったらご利用くださいませ。