小紋着尺「疋田菊」
カテゴリー:京ブログ
2019.10.04
本日は秋らしい小紋着尺をご紹介致します。
「疋田菊」
薄鼠色(ブルーグレー)を染めた上質な縮緬に菊の花をを施した上品な小紋です。
濃い青を暈した菊と小さい青い疋田の菊、どちらも良い色で仕上がったと自画自賛しております。
葉の部分はあえて白抜きの疋田にしておりますので、仕立ててもごちゃごちゃしない軽やかな出来上がりになります。
飛び柄なうえに単色ですので、付下げの様な出来上がり。
ちょっと格調高い袋帯を合わせて頂くと、少々気の遣う場所でもOK。
菊は秋のイメージがございますが、古典文様で昔から四季問わず着物や帯の柄に使われておりますので冬でも春でも大丈夫ですのでご安心下さい。
こちらはご存じ「工芸キモノ野口」の仕事ですので、他に無い逸品でございます。
そして余談ですが、昨年の美しいキモノ秋号に比嘉愛未さんの着こなしで弊社の横菊柄の小紋を掲載しておりました。
その小紋はお陰様でお買い上げいただいたので、新しくこの疋田菊の小紋を仕入れたのですが驚く偶然が!
弊社の掲載している小紋の1ページ前に色違いですが、同じ柄の小紋を着た比嘉愛未さんがおられました(驚)
配色が違うので最初気が付かなかったのですが、最近になってよく似てるなと思い詳しくみたら同柄でした。
有名な某店ですので、店名は伏せておきますが(苦笑)
「うちの方がええ色で出来てる」と社長が言ってるのは内緒です(スイマセン)
是非、お問合せお待ちしております。