もみじ染名古屋帯「工芸キモノ野口」
カテゴリー:京ブログ
2019.10.08
本日も秋らしい商品をご紹介致します。
【もみじ染名古屋帯】
染の名古屋帯と申しましても塩瀬や縮緬の生地ではなく「緞子」
一般的に織物の名古屋帯でよく聞かれるのではないでしょうか?
ではなぜ染帯なのか疑問に思われる方も多いと思います。
緞子の織りの名古屋帯は糸を染めて柄に織っていくのですが、
この商品は緞子の糸を白のままで織って帯の白生地を作り、その白生地に紅葉を染めているのです。
他に大島紬が同じように染と織の商品を良く作っていますね。
一般的には大島紬は織物のイメージですが、大島の白生地に染めた訪問着や着尺も沢山作られています。
こちらはご存じ染の老舗「工芸キモノ野口」の商品です。
よくご紹介しております染帯は塩瀬や縮緬地、今回はちょっと違った事をしようと言う事で緞子地を使いました。
そして型染なので柄は全通、着付けの時には柄を気にしなくて良いので嬉しいですね。
そして価格が55,000円(税別)と野口の商品にしたらお手頃価格でございます。
是非、お手に取ってお試しくださいませ。