洛風林手織八寸帯【樹下双鳥文】
カテゴリー:京ブログ
2020.01.30
本日も工芸帯地「洛風林」の八寸帯をご紹介致します。
工芸帯地「洛風林」
『真実に美しいものは常に新しい』
もはや説明はいらないでしょう、1954年創業で三宅清治郎、白洲正子、河合寛治郎、棟方志功など多くの文化人との交流の中で培った審美眼で世界中を旅し集めた染織品や工芸品を研究しイメージした図案で制作された帯。
現代でも樋口可南子さんや森田空実さんなど多くの著名人や着物通から信頼を寄せられているブランドです。
さて今回の図案は、樹下双鳥文
正倉院文様として知られておりますが、ペルシャからシルクロードを経て日本に伝えられた
聖なる樹の下に動物や鳥が描かれた「樹下双獣文」のひとつを図案化されたのでしょう。
古典文様ですが新しい、洛風林らしい素敵な配色ですね。
昨日ご紹介しましたエジプトと同じ、手織りのすくい織で織られた八寸帯です。
袷から単衣の紬や小紋の着物に合わせて頂くお洒落帯
弊社おすすめの逸品でございます。